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2009年6月15日月曜日

ホットキー変更対応(4) - 設定画面を試作する

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サンプルアプリを試作してホットキー設定画面を試作してみる。

まずこんなウィンドウを作る。


設定キーを文字列表現させたいので、モデル(NSUserDefaults)の値を加工するフォーマッタ HotkeyFormatter を用意する。

HotkeyFormatter.h

@interface HotkeyFormatter : NSFormatter {
}

@end


HotkeyFormatter.m
@implementation HotkeyFormatter

- (NSString *)stringForObjectValue:(id)anObject
{
NSString* key_desc = [anObject description];
return key_desc;
}

- (BOOL)getObjectValue:(id *)anObject forString:(NSString *)string errorDescription:(NSString **)error
{
*anObject = string;
return YES;
}
@end


実装は後で行う。現在は動作確認用にメソッドだけ用意しておく。


これを InterfaceBuilder上でインスタンス化しておき、テキストボックスの Formatterアウトレットへ接続する。


こんな具合になる。


Cocoaバインディングを使い、入力した値を NSUserDefaults で管理させる。


実行して文字を入力するとそれがそのまま表示される。
入力した文字列はアプリを再起動すると復元される。



ベースができたので次回は NSUserDefaultsへ格納されたホットキーの値を表示させる処理を実装する。